被災ピオーネ農家 出荷めざす初夏 倉敷市真備町

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畑の水没を乗り越え、7月の収穫に向けて農家が奮闘しています。

倉敷市真備町のブドウ畑ではピオーネの実が付き始め間引き作業が始まりました。

2018年7月の西日本豪雨を乗り越え、2019年もピオーネの実が付き始めました。

倉敷市真備町下二万、堤防が決壊した小田川のすぐそばにあるピオーネ畑です。

ここでブドウ農家を営むのは木村恭介さんです。

10日ほど前からピオーネの粒を間引き、

1房になる実の数を調整する作業を行っています。

     

2018年7月の豪雨で家業として約50年育ててきたピオーネ畑は浸水。

農業用ハウスなどが使えなくなり、年間出荷量の半分、約3トンを失いました。

また根が長い時間、水に浸かったため

木に負担がかかり、今後の生育への影響は未知数でした。

しかし、木村さんは農業用ハウスのシートを新調するなど

再び実をつけることを信じて畑の手入れを懸命に行ってきました。

豪雨の爪痕が残る中、実をつけたピオーネ。

例年に比べて実が均一ではなく、生産量の減少は避けられない状況ですが、

作業ができる喜びを噛みしめながらハサミ入れます。

        

真備町が誇る特産品の1つピオーネ。

元気なまちを全国にアピールできる出荷の日まで木村さんの地道な作業が続きます。