精緻で美しい「越前織」 名札ストラップで売り込め~福井・坂井市丸岡町

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「越前織(えちぜんおり)」は細かな柄を表現できる細い巾の織物です。1964(昭和39)年の東京五輪のエンブレムで採用されたほか、洋服の裏地に付いている「ブランドタグ」などに利用されていて、全国の約8割が福井県坂井市丸岡町で生産されています。

この「越前織」をアパレル業界以外にも広くPRしようと、坂井市は全国の自治体を対象に職員証やIDカードなどの名札用ストラップのデザインコンテストを3年前から始め、今年のコンテストの表彰式が17日、開かれました。

コンテストの大賞には、副賞としてデザイン通りに織ったストラップ100本を贈呈。気に入ってもらえれば追加の発注がある可能性があり、行政が仕掛けたコンテストで「越前織」の企業を後押しすることが出来ます。実績として、これまでのコンテスト受賞自治体から「千単位」の追加発注があったといいます。

3回目の今年は42都道府県の132自治体から過去最高420点の応募があり、東京・品川区や愛媛県今治市など20自治体が大賞に輝きました。

越前織のストラップを製造している「松川レピヤン」の松川晃久さんは「役場でストラップを付ければ、様々な人が目にする。『越前織』という名前も織り込まれているので、商談が始まるきっかけになるはず」と意欲を語ります。

「名札ストラップ」という露出の多い商品を通じ、坂井市丸岡町が全国に誇る「越前織」をPRし続けます。