豪雨被害乗り越えた戸沢村産ソバ・焼酎に込めた復興への願い 山形・寒河江市

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山形県戸沢村産のソバを使った焼酎の仕込みが今、寒河江市の酒蔵で行われている。12日、村の関係者が去年の大雨被害からの復興を願い、仕込みを体験した。

県内で唯一、ソバ焼酎を醸造している寒河江市の古澤酒造で仕込みを体験したのは、戸沢村の職員など3人。戸沢村は2004年から酒の販売店の有志で作る「やまがた酒彩倶楽部」とソバ焼酎を企画し、その魅力を発信している。しかし、今回は一時、「仕込みができないのでは」と心配された。

(戸沢村産業振興課・佐藤真吾さん)

「播種してすぐの時期で大雨によってソバの圃場が流され、ひどい状況だった」

去年8月、戸沢村を襲った2度の大雨で村内の農作物は大きな被害に遭った。ソバの収穫量は18トンとおととしの約半分になったが、JAも協力して、被害がなかった圃場から焼酎用のソバを確保することができた。

大雨被害を乗り越えた戸沢村の最上早生。村の職員は、蒸し上がった実をタンクに入れる前に粗熱を取る作業を体験した。初めて体験する仕込みを通して、大雨被害を乗り越えたソバを使った焼酎に復興への願いを込めていた。

(戸沢村産業振興課・佐藤真吾さん)

「今、災害復旧に村として力を入れているので、そういう意味を込め、お客さんにぜひソバ焼酎を買ってもらいたい」

今仕込んでいるソバ焼酎には「がんばろう!戸沢村」のタグやシールが付けられ、8月から販売される。