今年は特別な思いが…花火の天日干し 夏の夜空を彩るために… 岡山市

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梅雨のシーズンを前に、花火玉を作ったり、天日干しする作業が、岡山市の花火工場で進んでいます。夏の夜空を彩る花火に欠かせない作業、今年は、ある特別な思いも込められていました。

「星」と呼ばれる火薬を均等になるように込める。全て手作業で行われるこの地道な工程が、華やかな夏の夜空には欠かせません。岡山市の森上煙火工業所、岡山県内で唯一、花火を作っています。花火玉を頑丈にするため、クラフト紙を貼ったり、花火シーズン前の作業は職員総出です。毎年、様々な大きさの花火玉を作り、各地の花火大会を支えてきました。花火玉作りの仕上げは、天日干し。梅雨を前にした今しかできない作業です。例年と同じ時期の同じ作業ですが、今年は、ある特別な思いが込められていました。

(報告 岸下恵介アナウンサー)

「乾燥台には、花火玉がずらりと並んでいます。去年の豪雨の影響で、売り上げは約3割減ったといいます、今年は、無事に上がるようにという願いも込めての作業が続いています」

去年の西日本豪雨で、倉敷市などの15か所で花火大会が中止に。森上煙火工業所が作った花火玉も、打ち上げられないまま夏を終えました。今年は、例年通り花火が楽しめるように…。そんな思いも、花火玉に込めています。

(森上煙火工業所 内藤正博工場長インタビュー)

「去年を忘れるのは無理かもしれないけど、花火を見て笑顔になってほしい。」  

花火玉は、岡山や香川など、約80の花火大会で使われ、今年も夏の夜空を彩ることになっています。