記録的大雪 除雪費8億円足りませんでした~福井市職員 給与10%削減へ

福井テレビ 地域

2月の記録的な大雪に見舞われた福井市。同市は巨額の除雪費用で財政が危機的な状況に陥ったとして、職員の給料を一律10%削減する方針を示しました。

福井市の説明によりますと、今年2月の大雪に伴って昨年度の除雪経費は当初見込んでいた4億円余りの10倍以上となる50億円に膨れ上がりました。

除雪費を捻出するため、国の特別交付税や補助金を受けたほか同市は「災害対策基金」と市の貯金にあたる「財政調整基金」計15億円余りの全額を取り崩しましたが、それでも13億円が不足しているということです。

市は大型公共事業の先送りなどにより、さらに5億円を捻出しましたがこれ以上の削減の余地はなく残る8億円に関して、▽職員の給料を10%▽管理職手当10%▽市長ら特別職の報酬20%を、それぞれ7月から9カ月間削減することでまかなう方針を決めました。

 

同市は6月市議会に給与削減の条例案を提案。市の担当者は「期間限定なので、職員たちは辛抱してほしい」と話していますが、交渉中の職員組合は反発しています。

一方、あいさつのため福井テレビを訪れた福井市議会の青木幹雄新議長は異例ともいえる職員給料のカットについて「経緯や理由を市側から細かく聞きたい。大型事業の先送りなども考えているようだが市民生活に影響が出ないか注意したい」と述べた上で「職員が受け入れるなら議員報酬のカットも選択肢の一つ」とも語りました。