別れ惜しむ「旧あさま189系」ラストラン 長野 

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長野県民に愛された車両がラストラン。かつて「特急あさま」に使われ、現在は塩尻ー長野間の「おはようライナー」になっていた189系車両が定期運転を終えた。駅や沿線では多くのファンが別れを惜しんだ。

15日、午前7時半、長野市の篠ノ井線沿線にカメラを手にした50人以上が集まっていた。お目当ては、モスグリーンの塗装でお馴染みの「189系車両」。塩尻・長野間を走る「おはようライナー」。

(新潟から)「信越線で特急あさまとして走っている車両ですから思い出がいっぱいで、40年ぐらい見ている」

JRのダイヤ改正で「189系車両」の定期運行はけさで最後となった。かつて信越線の長野・上野間の「特急あさま」などとして親しまれた189系。1997年の新幹線開業などで現在は塩尻・長野間の「おはようライナー」だけになった。

(東京から)「車内でコーヒーや弁当を販売していた。懐かしい。長生きして頑張ってくれた。残念、きょうが最後で」

6時57分、多くのファンに見送られて塩尻駅を出発。沿線でも大勢の人が集まり別れを惜しんだ。午前8時10分、終着駅の長野駅に到着。「最後の雄姿」を見届けようと200人以上がかけつけた。

(上田市から)「信州の顔ですから189系は、残念だけど、時代の流れなのかなと。久しぶりに乗ったんですけど、古いなりに味、良さがあった。最高でした」

(長野市民)「(思い出は)卒業して就職するとき、あさまと言ったら189系。のんびり感とか、横川の釜飯を買ったりとか、話していても切ない」

思い出を乗せ長く県民に親しまれてきた「189系車両」。JRは、今月28日、「特急あさま」が走っていた長野・軽井沢間で引退記念の運行を予定している。