鹿児島・諏訪之瀬島の座礁タンカー 1年4カ月ぶり離礁

鹿児島テレビ 地域

座礁から1年4カ月、ようやくの撤去です。去年2月に鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で座礁したタンカーが離礁しました。タンカーは8日にも熊本県の港に到着し、解体業者に引き渡される予定です。

第10管区海上保安本部によりますと、タンカーは6日午前6時45分ごろ沖へ引き出され、およそ30分後からえい航が始まりました。

十島村の諏訪之瀬島では去年2月、パナマ船籍のタンカー「SAGAN」がエンジントラブルで座礁し、それ以降、岸に乗り上げたままの状態が続いていました。

撤去を請け負う業者が今年3月から準備を進めていましたが、悪天候などの影響で難航し、6日になってようやく撤去が実現したものです。

開始直後には船の後方からごく少量の油の流出を確認したものの、その後は流出は見られなくなったということです。

タンカーは現在、解体業者に引き渡すために熊本県の八代港に向けてえい航中で、8日午後に到着する予定です。

十島村の肥後正司村長は、「事故も無く、無事撤去されたことを喜んでいる」とコメントしています。

十島村によりますと、タンカーの座礁に関連する漁業への大きな損失の報告は入っていないということですが、例年だと5月の中旬には港に押し寄せているトビウオがまだ沖にまでしか来ていないなどの影響もみられるということです。