えびの高原・硫黄山噴火で河川の水質悪化 農家は転作か、耕作断念か

鹿児島テレビ 地域

鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山・えびの高原の硫黄山の噴火以降、川内川水系の水質が悪化した問題です。流域の一部の水田で水稲栽培を中止したことをめぐり、鹿児島県伊佐市では、対象となる農家が転作するか、作付けをしないかなどを記載する営農計画書の受け付けを5日から始めました。

伊佐市で稲作中止の対象となる水田は計530ヘクタールで、およそ500戸の農家です。

稲作には3月ごろまでに営農計画書と呼ばれる書類を提出する必要がありますが、これらの農家は稲作ができなくなったため、その内容を変更する必要があります。

そのため伊佐市では、営農計画書の内容を変更するための受け付けを開始し、初日の5日は、対象となる農家が次々と営農計画書を提出していました。

提出した人の中には、水稲に替わって飼料用作物を栽培することにした人もいれば、高齢であることや、土地が転作に適さないなどの理由で、作付けしないことを決めた人もいて、農家らは、それぞれの実情に合わせた判断をしていました。

伊佐市の営農計画書受付会は、6日以降は菱刈環境改善センターや伊佐市役所で行われ、今月10日が締め切りです。