猛暑・豪雨 異常気象で生活に打撃 夏ならではのレジャーにも異変が

秋田テレビ カテゴリ:地域

厳しい暑さが続き様々な方面に影響が出ている。県内だけでなく豪雨や連日続く危険な暑さなど全国各地で異常気象が続いていて

日常の生活そして夏ならではの行楽地にも異変が起きている。

気象庁によると先月の平均気温は東日本で平年よりプラス2.8度と統計開始以来歴代1位となり西日本でも平年よりプラス1.6度と歴代2位に並んだ。さらに気象庁は梅雨前線や台風7号の影響で西日本を中心に記録的な大雨に見舞われ気象庁は先月の天候を「30年に一度よりも発生する確立が低いという意味で異常気象だった」とまとめた。

全国的に野菜が品薄になり価格が高騰している中野菜や果物を販売している秋田県秋田市の秋田市民市場では影響が出始めている。特に影響が出ているのは葉物野菜の値段だ。市場で店を構える保坂青果店ではキャベツが300円から350円で売られていたがこの時期の価格は通常200円ほどで100円以上の値上がった。ホウレンソウは品薄で1束300円。3割ほど値上げされた。店では代わりにホウレンソウに似た葉物野菜の「ツルナ」を仕入れて対応している。店員は「本荘産のものは生産者が頑張って作っているのでホウレンソウの代わりで。シャキシャキとした硬めの食感で売れこれで補っている」と話す。

野菜だけではなく桃やぶどうの価格も上がっている。シャインマスカットは1房2000円から3000円で通常の3割以上値上がった。贈答用としても需要が高いシャインマスカットだが値上げに躊躇する消費者も多い。店員は「高くなり客に申し訳ない。1000円から1500円くらいで売れたら最高」と話す。

連日続く暑さが夏ならではの行楽にも影響を及ぼしている。

家族連れからは「あまりにも暑い日に外出しない」「「学校で暑い日は外に出ないように言われている」「必ず水筒持って少しの間外にいたらまた中に入るようにする」

「外のプールは日差しがきついので室内のプールにはよく行く。冷房が効いた場所にはよく出かける」などの声が聞かれた。

秋田市の下浜海水浴場は本来平日でも200人近くの人が訪れるが天気がいいのにも関わらず閑散としている。客足が遠のいている要因は厳しい暑さによる熱中症への不安だ。気温が高い時間に屋外で遊ぶのを避ける人が多く行楽シーズンにも関わらず海水浴客は減少しているとみられる。海水浴場ではこの時期平日でも駐車場が満車になる日が多いが車の数も少なく3分の2を占める県外ナンバーの車もまばらだ。

下浜海水浴場組合柴田誠一組合長は「35℃を超えた日があったがそのときは1日50人しか来なかった。今までは天気が良ければ良いほど客が来たが今年はそ

うではない。暑いのは厳しい」と落胆を隠せない。

生活にさまざまな影響を及ぼしている「異常気象」。自然の猛威に振り回される夏はまだ続きそうだ。