連日続く暑さで秋田県の農畜産業に明暗

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全国的に厳しい暑さが続き秋田県内の産業にも様々な影響が出てきている。鹿角市でまもなく収穫の最盛期を迎える北限の桃が順調に育っている。しかし大館市の養鶏場では暑さで比内地鶏が死に対策に頭を悩ませている。

秋田県鹿角市の果樹園ではギラギラと照りつける太陽の下特産の「北限の桃」が順調に育っている。

鹿角果樹協会 山本喜代宏会長はこの天候について「桃にとっては良い環境です。梅雨明けも早かったし、雨も降らないのでおいしい桃になってきている」と喜ばしい表情を見せる。

桃は暑さが続き雨が少ないという環境で甘く育つため連日続くこの暑さでことしの桃は例年以上に糖度が高く仕上がっている。山本会長は「例年よりおいしい桃になって喜

ばれる桃になってほしい」と願っている。

鹿角市の桃農家ではお盆の時期から出荷が始まる「あかつき」の収穫に向けて連日準備作業に追われているがことしは暑さ対策として例年以上に休憩時間を多く取るようにしている。

山本会長は「作業は大変 昼ごろには畑に立っていられない」と話すが桃の生育に満足そうな表情を浮かべる。

この天候に喜びを感じている農家がある一方で深刻な影響に悩まされているところもある。

秋田県大館市では暑さの影響で特産の比内地鶏が熱中症とみられる症状で死んでしまう被害が3日ほど前から出始めた。JAあきた北比内地鶏生産部会の高橋浩司部会長は「とても残念。色々考えて生かすことに努めたい」と話す。

大館市内には比内地鶏の養鶏農家が31戸あるがこれまでに約3分の1に当たる10戸の農家で比内地鶏合計200羽以上が死ぬ被害が報告されている。

高橋部会長は「暑いと食べないし全体的にも悪くなる」と頭を悩ます。

農家ではハウスに設置する扇風機の数を例年より増やしたり通常より多く水を与えたりするなどの対策を進めながら

1日でも早く暑さが和らぐのを願っている。