間もなく福井震災70年 つなごう記憶 記録文集発刊~福井・永平寺町

福井テレビ 地域

3700人余りの死者を出した福井地震が起きて今年で70年。体験者の高齢化が進む中、多くの犠牲者を出した福井県永平寺町では、震災の記憶を語り継ごうと綴った記録文集が完成し、10日、体験者を交えながら完成発表会が開かれました。

1948(昭和23)年6月28日に発生した福井地震で、永平寺町内でも240人が犠牲となりました。

この記憶を若い世代に伝えようと、町の健康長寿クラブ連合会が中心となって2年前に語り部の会を発足し、体験談を1冊の記録文集「語り継ぐわが町の記録」にまとめました。

この日は福井地震の体験者ら40人が参加し、文集の完成を記念した座談会が開かれました。

語り部の会はこれまで、町民から募った体験談をもとに紙芝居を制作するなど子どもたちに震災を語り継ぐ活動を続けてきました。

文集には43人の体験談が寄せられていますが、この日の完成を待たずに3人が亡くなったといいます。

記録文集『語り継ぐわが町の記録』は永平寺町内の小中学校や公民館などに配布されます。