ウミタケ

サガテレビ 地域

 国内では近年、有明海でのみ生息が確認されている希少な二枚貝ウミタケ。

 干物などにして食べる佐賀ならではの食材です。

 数が少なく漁の自主規制が続いていましたが、生息状況の回復を受けて佐賀県はウミタケ漁の本格的な試験操業を6月6日から始めました。

 ウミタケは、生息数の減少を受けて2007年以降、漁の自主規制が続いていました。

 このため、佐賀県が海底の土砂の造成など対策に取り組んでいましたが、2017年に生息状況の回復が確認されたことから、佐賀県による本格的な試験操業が佐賀市沖の有明海で6日に始まり、船3隻に漁業者と県職員ら10人が乗り込みました。

 海に潜って行う簡易潜水器漁としては12年ぶりの漁で、潜水士は7メートルほどの海底にまで潜りました。

 雨の影響で視界が30センチ程度と悪かったということですが、潜ってからおよそ40分でおよそ30個のウミタケがとれました。

 最終的に潜水士3人が断続的に3時間近く潜り、300個弱が水揚げされました。

【簡易潜水器協議会・井口繁臣会長】

「もう少し取れる予定だったけど、ちょっと少ないかなというくらい。まあでも12年ぶりでこれくらい取れればいいかなと。これを消費者の皆さんが食べてもらえれば、それが我々としては一番いいかなと思っています」

 試験操業は、資源保護のため2トンを上限に6月にあわせて8日間予定されています。