頭にすり鉢 “やいと”で健康と合格祈願~福井県鯖江市 

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すり鉢を頭にかぶせて”お灸”を据える独特の伝統行事「すりばちやいと」が2日、福井県鯖江市の寺院で営まれ、市内外から訪れた参拝客が、健康や学業などへのご利益を願っていました。

1000年以上の歴史があるとされる鯖江市・中道院の「すりばちやいと」は、比叡山延暦寺の元三大師(がんざん・だいし)が北陸道を巡教した際、病に悩む人々にすり鉢に似た護摩炉をかぶせて灸をすえ、救ったことをきっかけに始まったと伝わっています。

すりばちやいとは、毎年2月20日と3月2日に行われていて、この日は朝から多くの人が列を作りました。

参拝者はモグサがたかれたすり鉢型の護摩炉を、頭部や、願いを懸ける受験生の写真にかぶせてもらい、健康や交通安全、志望校への合格などを祈願していました。