到達できるか“地震の巣” 探査船「ちきゅう」出港 南海トラフ海底5200メートルまで史上初掘削 

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大規模地震の震源となる南海トラフのメカニズム解明にむけ、地球深部探査船「ちきゅう」が10日、6ヵ月にわたる調査に清水港から出発しました。

巨大地震を引き起こすプレートの境界に史上初めて直接迫ります。

地球深部探査船「ちきゅう」は来年3月末まで熊野灘で史上最も深い海底5200メートルまでドリルを掘り進め、地震のカギとなるプレート内の岩石の採取を試みます。

清水港で行われた出発式では航海の安全を祈り船長に花束が贈られ100人を超える市民が見送りました。

地球深部探査センター 倉本真一センター長

「これまで11年かかりました。こんなに長くかかるとは思っていませんでした。世界で初めて、人類で初めて、巨大地震を発生させる物質を取り出す、それが今始まろうとしています」

地震を引き起こすプレート境界への到達に史上初めて挑戦する「ちきゅう」。

巨大地震対策の新たな手がかりを見つけることが期待されています。