台風による大規模停電 やっと復旧した家も…森林管理や電柱地中化も課題に

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大規模な停電を引き起こした台風24号。

ようやく全面復旧しましたが山間部そして市街地で課題が見えました。

浜松市天竜区は台風24号によって1週間停電が続き、中部電力は6日にようやく全面復旧したと発表しました。しかし・・・

住民

「(電気が)来ましたやっと!もう電話も何回も」

「かけてかけて、3日前からかけてね」

天竜区熊では、一部の電線が切れたまま。

停電が8日まで続いていた家もありました。

住民はようやく復旧したことで安堵の表情を浮かべていました。

8日に電気が復旧した住民

「とにかく私らは、忘れ去られていたというか、からだ全体が疲れてきちゃうというかストレスというかね」

また、倒木によりまだまだ作業が必要な場所もありました。

若山悠介記者リポート

「私の後ろ10メートルほどの木が、電線にもたれかかるように倒れていて今にも落ちてきそうな不安を覚えます」

山間部の天竜区は、倒木で電線が切れたり道路がふさがれたりといった被害が多発しました。

放置された森林も多く住民は今後への不安を口にします。

住民

「今は山の持ち主の許可がないと、一切きれない状態。だから倒木はすべて切っていいという条例を作ってもらったらどうかと、みんな今回感じてる」

一方、市街地にも課題は残ります。

今回の大規模な停電は飛来物が電線にぶつかったことも原因で電線の地中化の必要性が明らかになりました。

県内の電柱の地中化率は全国で9番目ですが2パーセントに届いていません。

また政令市では、静岡市は約5パーセントと4番目なのに対し浜松市は1パーセントあまりで政令市では全国で2番目に進んでいません。

放置された森林の管理と市街地の電線の整備について、あらためて対応の検討が必要だといえそうです。