沖縄で豚コレラ確認 1800頭余り殺処分へ

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沖縄県うるま市の養豚場でCSF=豚コレラの感染が確認された。

沖縄県はこの養豚場の豚や隣接する豚舎で飼育されていた豚など1800頭あまりの殺処分を決め、7日から作業を始めている。

沖縄県によると5日、うるま市の養豚場から豚が死んでいると家畜保健衛生所に通報があり、国の専門機関におよる詳しい検査で豚の伝染病であるCSF=豚コレラの感染が確認された。

豚コレラは感染力が強く致死性が高い事から感染が確認された場合は殺処分する事が国の指針で義務付けられていて、県はこの養豚場などで飼育されている感染の疑いがある豚あわせて1800頭余りを殺処分する事を決め、きょう午後から作業を始めた。

殺処分の対象となった豚の中には沖縄のブランド豚「アグー」も含まれていて、県は今月11日までに全て殺処分して養豚場周辺の地中に埋めて処理する方針。

また、感染が確認された養豚場の半径3キロ以内で豚や餌など飼育に関連する物資の移動を禁止しているほか、消毒ポイントを設けて感染拡大の防止を図っている。

感染が確認された養豚場の経営者は「苦しい状態の豚が出ていたので普通じゃないよっていうのは感じていて、養豚人生35年でしたけどやっぱりなにも浮かばないというか真っ白です」と肩を落とした。

また周辺の畜産農家からは「(県外と)陸続きじゃないからまさか沖縄に入るとは思わなかったですけど、広がることが一番心配ですね」と懸念の声が聞かれた。

豚コレラをめぐっては、2018年9月に岐阜県で発生し、関東などの豚や野生のイノシシに感染が広がったが、沖縄で確認されるのは1986年以降初めて。