特別給食で命の大切さ学ぶ ヒラメの稚魚を放流したら・・・? 新発田市の児童【新発田市】

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新発田市の児童が12日、地元の海でヒラメの稚魚を放流し命の大切さを学びました。

この学習はその後給食の時間も普段と変わった献立で続いたのですが、さてそのメニューとは?

新発田市の藤塚浜海水浴場で勢いよく太鼓を打ち鳴らしたのは、藤塚小学校の5・6年生およそ50人です。

藤塚浜の海開きに合わせて伝統の大漁太鼓が披露され、関係者はこの夏の無事故を祈っていました。   

続いて児童たちはヒラメの稚魚の放流に挑戦。

ヒラメは近くの松塚漁港でいま水揚げのピークを迎えている、地域に縁のある魚です。

児童たちは「大きくなれよ」と声をかけ、生後およそ80日の、8センチほどに育った5000匹の稚魚を放流し、生き物の命の大切さを学びました。

しかしこの学習、ことしは続きが用意されていました。

給食の時間。

栄養教諭は「これは3年前に放流されたヒラメだそうです。だいたい50~60センチぐらいまで成長して食べられるようになります」と児童たちに説明。

献立を見ると、きょうのメインは地元の松塚漁港でとれたヒラメの唐揚げとなっています。

この一品は、稚魚の放流に続いてヒラメを食べてもらうことで、食への感謝の心をはぐくんでもらおうと企画されました。

おいしそうに給食を食べる児童たち。

男子児童は「放流したヒラメが戻ってきたのはうれしいけど、それを食べるのは悲しい。感謝して食べます。命をいただいているからです」ときょうの感想を話しました。

生き物の命に感謝の心を。

ちょっぴり悲しい体験ですが、児童たちには心に残る学習となったようです。