のあちゃんを救う会が 医療機器を県内の病院に贈呈

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小さな命を救おうと寄せられた善意をつなぐ取り組みです。重い心臓病を患い闘病の末、去年亡くなった翁長希羽ちゃんを救う有志の会がきょう寄付金の一部を活用し心臓病の治療に役立つ検査機器を県内の病院に贈った。

生後間もなく「拡張型心筋症」と診断された翁長希羽ちゃんは、県の内外から寄せられた寄付金などをもとに渡米し、心臓の移植手術を受け成功しましたが、その後合併症を患い去年3月、3歳9か月で天国へと旅立った。

のあちゃんを救う会は移植手術で余った募金の使い道について話し合った結果、心臓病の早期発見や治療に役立つ超音波検査機器5台を県立南部医療センター・こども医療センターに贈ることを決めた。

贈られた機器は、心臓を細部まで検査することができるため手術の時間が短くなり救命率の向上も期待される。

▽のあちゃんを救う会平良誠共同代表『自分の住んでいる場所で医療が受けられないことで失われていった命って数多くあると思う』『安心して沖縄で子どもたちがこれからも元気よく生きていける環境づくりのお役に立てれば』

県立南部医療センターでは生まれつき心臓に病を抱えた患者を年間でおよそ7000件診察していて、現在、老朽化した検査機器の更新を進めていたということで、小濱院長は「大切に役立てていきたい」と感謝した。

のあちゃんを救う会ではこの他にも移植手術が必要な子どもを支援する団体に寄付していて、これをもって活動を終了する。