菅官房長官が来秋 イージス・アショア配備の必要性強調 佐竹知事が要望書手渡す

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菅義偉官房長官が1日秋田県秋田市で講演し市内に配備が検討されている地上配備型ミサイル迎撃システムイージス・アショアについて「誠意をもって対応していく」と述べ配備に理解を求めた。

防衛省は秋田県秋田市の陸上自衛隊新屋演習場をイージス・アショア配備の「最適候補地」としこれまで住民説明会を開いたほか小野寺防衛大臣が県庁を訪れ県や秋田市に対し配備に理解を求めてきた。また防衛省は配備に向け演習場の地質調査や測量を進めるため業者を決める入札をすでに公告している。こうした防衛省の対応に対し関係者から反発の声が上がっている。1日秋田市で講演した菅義偉官房長官は「北朝鮮はいまだに日本を射程とするミサイルを数百発保有しているのは事実」と話しイージス・アショアの配備の必要性を強調した。一方で県内で疑問の声が相次いでいる中での防衛省の一連の対応について住民への配慮が足りなかったとの認識を示した。菅官房長官は「説明段階で調査の入札を告示したことが県民の感情を逆なでしているという指摘もあった。おっしゃる通りだと思う」と述べた上で配備について「住民の理解を得ることが大前提」とし「理解してもらえるよう、防衛省に誠意をもって1つ1つ対応するよう強く指示した」

またこの後佐竹知事は「防衛省の説明は全く納得できない。国全体として答えてもらいたいと善処を求めた。長官からは「理解を得るために最大限の努力をする。地元対策も政府をあげて重要事項として考える」という答えだった」と

菅官房長官に要望書を手渡した。

県と秋田市は今月22日防衛省に配備の必要性や住民の安全の確保などを詳細に問う質問状を提出している。