首里城の火災後はじめて報道陣に現場の一部が公開される

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首里城の火災からきょうで5日目です。きょう、立ち入りが制限されていたエリアの一部が火災後はじめて開放され報道陣のカメラが現場の様子を捉えた。

上原麗夏記者『いま首里城へと続く道を歩いているのですが少しずつ焼け焦げた匂いがしてきました。黒く焦げてしまった骨組みが確認できます』

報道陣はきょう、首里城正殿の正面にある奉神門の前まで立ち入りが許可されました。

▽上原麗夏記者『私の後ろにある門、こちらが奉神門になっています奉神門の左側、屋根の一部が焦げて骨組みが見えているのが確認できます』『そして後ろにある三角形の屋根、こちらが北殿の屋根です茶色く焦げてしまっているのが確認できます』

正殿や南殿など首里城全体の様子は確認できなかった。

▽上原麗夏記者『周りはがれきのようなものが散乱していてその中で焼け焦げた龍柱が一体立っているのがこちらから確認できます』

正殿の目の前にあった龍柱は奇跡的に形をとどめていたものの黒く焼け焦げていた。

きょう首里城を視察した衛藤沖縄担当大臣は・・・

▽衛藤大臣『焼失の激しさというか、火力のすごさを感じました。必要な予算があれば必要な時に計上するというのが総理の考えでもあります』『(視察を終えて)一刻も早い復興を果たさなければいけないという思いになったところでもあります』

首里城を管理する沖縄美ら島財団は、南殿などの耐火性の高い収蔵庫に保管されていた県指定文化財を含む絵画や漆器など焼失を免れた文化財1075点を運び出し、状態を確認する作業に入っています。

▽美ら島財団花城良廣理事長『例えば水にぬれたものはカビが生えてしまうので、できるだけカビが生えないようにする処置などを行っています』

消防と警察は110人体制で実況見分を行っていて、きのう火元とみられる正殿の北側からは、電気を分配する「分電盤」が回収されている。警察によりますとこれまでにこの分電盤からショートした痕などは見つかっていない。ただ外部から侵入した痕跡がないことなどから、警察と消防は引き続き電気系統の設備から出火した可能性もあるとみて分電盤や配線などを詳しく調べている。