首里城火災から一夜明けて 収蔵品など400点焼失か 警察・消防が実況見分

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首里城の火災から一夜あけ、正殿などに展示されていた400点あまりの収蔵品が焼失したと見られることが分かった。いっぽう警察と消防はきょう実況見分を行いましたが、がれきの撤去作業に時間が掛かり、出火原因の調査には至っていない。

▽美ら島財団花城良廣理事長『ご心配とご迷惑をかけておりますことに対して深くお詫び申し上げます』

首里城公園を管理している美ら島財団はきょう会見を開き、正殿などに展示されていた収蔵品など433点については焼失した可能性が高いと発表した。県指定の有形文化財「白澤之図」などを含む1000点以上の資料については耐火性のある収蔵庫に保管していましたが、火事による熱が残っているため内部をまだ確認できていないということです。また建物に設置されていた消火設備に関する情報も明らかになりました。火災が発生した際に自動的に延焼を防ぐドレンチャーと呼ばれる消火設備は作動していましたが、火元とみられる正殿の周囲に設置された放水銃は炎の熱で警備員が設置箇所まで近づけず使用できなかったとしてる。このほか出火元とみられる正殿の内部には防犯カメラが7台ありますが、室内が暗く、映像からは異常などは見つけられなかったということです。いっぽう、警察と消防は午前中から80人態勢で現場に入り実況見分を行いましたが現場に瓦礫が散乱していたため明日以降も撤去作業が続くとみられ、出火原因の調査に入るには時間がかかる見込みです。