首里城が火災 きょう一日のドキュメント

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多くの県民が見守る中で世界遺産が無残にも焼け落ちました。出火したとみられるのが午前2時40分頃。その後の緊迫の現場をドキュメントでお伝えします。

■午前4時半すぎ

火災の一報を受けて取材班が到着したのが午前4時半すぎ

小林美沙希アナウンサー『午前4時40分ごろです。まだ首里城は赤い大きな炎を上げて燃え続けています。あたりの空も赤く染まっています』

■首里城が燃える様子を多くの県民がみつめた

涙を拭う女性『悲しいですね。小さい頃ころから遊んでいた場所なので、悲しいというかなんとも言えない』

男性『これが建築中から観ています残念ですね』

■午前4時47分ごろ

そして、午前4時47分ごろ、遂に…

小林アナウンサー『今首里城の正殿が大きく崩れました。先ほどまでは屋根の形が分かったんですが、今はもう上の部分が崩れて見えなくなっています』

さらに、そのおよそ20分後には

■北殿も焼失

小林アナウンサー『今、北殿とみられる建物の屋根の一部がくずれ落ちました。周辺の住民からも大きな声があがりました』

住民男性『もう非常に残念ですね。国宝級な建物ですからね。沖縄の誇りでもあるし』

■風下となった南側では…

西銘信一記者『こちら首里城の南側です。風向きの影響もあり住宅地にまで火の粉が飛び散っています』

■周辺住民には避難が呼びかけられた

防災呼びかけ「周辺一帯、延焼の恐れがあります」「住民の皆さん、近くにいる皆さんは速やかに避難をお願いします」

住民インタビュー『うちの二階の窓から見えるものだから、驚いてね。復元されて、本物ではないけど、それでもシンボルだから』

■午前7時ごろ

明るくなり、原形をとどめない首里城の姿をみて、涙する人も…

泣きながら登校する学生、泣くおばあちゃん『こんなことが起きてね、なんでかしら。どうしてこんな火災が起きたかね。戦争の時にも首里城が焼けた時には、みんな、泣いたね』

■午前7時半ごろ市民生活にも大きな影響が出ました。

上原記者「鳥堀交差点では首里城へと続く道が警察によって交通規制されています。朝の通勤ラッシュとも重なり、交差点は多くの車で渋滞しています」

■午前8時ごろ

西銘「近くの小学校では登校時間を1時間遅らせる対応がとられました。子供たちは保護者の付き添いのもと登校していきます」

安全指導の女性『みんな泣いている子もいっぱいいます。特に中学生はね。毎日通る道なので。毎朝見ている光景ですから。現場は見ていないです。怖くて見られない。