絶滅危惧種のランの繁殖に成功 高知

高知市の県立牧野植物園が絶滅危惧種のランの繁殖に成功しました。

淡い黄色の花びらに赤茶色のリップ。姿を消しつつある野生植物ガンゼキランです。

根元にあるバルブといわれる栄養を蓄える器官が岩石のように見えることから名づけられ、伊豆諸島や東南アジアに自生しています。

園芸目的の乱獲などにより姿を消し、現在では環境省の絶滅危惧種に指定されています。6年前、絶滅に危機感を抱いた四万十町の農家が、保護していたバルブを牧野植物園に提供しました。牧野植物園のスタッフは通常業務の傍ら、未公開エリアの斜面を開拓して繁殖を進め、5千株の群生に成功しました。

ガンゼキランは今、見ごろを迎えていて、5月19日からの3日間と来週の土日(26日、27日)のみ特別に一般公開されます。