熊本地震の本震から3年9カ月 西原村の小森仮設団地の一部解体進む【熊本】

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熊本地震の本震から3年9カ月。震度7の揺れに見舞われた西原村で、ピーク時に301世帯841人が入居していた小森仮設団地の一部解体が今月から始まっています。入居者の集約が先月完了し、県が空き家となった東側の180戸のプレハブ仮設住宅を解体するもので、100戸を超える大規模団地の解体は県内で初めて。15日は、業者が室内の壁や窓枠、浴室のバスタブを撤去しました。解体された外壁や柱は、災害時の応急仮設住宅などに再利用されます。西側にある残りのプレハブ仮設で暮らす46世帯148人の多くは地元集落での自宅再建を目指して、被災した宅地の復旧を待っている状態。木造の50戸は村営住宅に転用されます。大切畑地区の自宅が全壊した山本恵一郎さん(41)は、妻と2人の子供と小森仮設団地で暮らしており、村が集落内に新たに整備した宅地で自宅を再建中。完成する今年5月までは仮設暮らしが続き「家が建つのが楽しみ」と長男の大翔くん(9)。山本さんは「早く集落に戻りたい。なかなかない経験をさせてもらった。〝勉強賃〟だと思って前向きに生きていかないと」と話していました。