陸自墜落ヘリ同型機 佐賀県内でも3月にも飛行再開へ

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おととし、神埼市で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した事故で、14日防衛省の岩田政務官が佐賀を訪れました。防衛省は、来月にも墜落した機体と同じ型のヘリの飛行を再開する方針です。

防衛省 岩田和親政務官:「今般、目達原駐屯地における飛行再開のめどがついたので説明に伺いました」

おととし2月、神埼市の住宅に陸上自衛隊目達原駐屯地所属のヘリコプターが墜落し隊員2人が死亡、当時小学生の女の子がけがをしました。

陸上自衛隊は、事故のあと同型ヘリの飛行を停止していましたが、去年11月に三重県の明野駐屯地で飛行を再開していました。岩田和親政務官ら防衛省の幹部は14日県や神埼市などを訪れ、目達原駐屯地でも飛行を再開する方針を伝えました。

防衛省 岩田和親政務官:「今回の事故を風化させることなく防衛省・自衛隊の中で安全徹底に努めてまいりたい」

山口知事:「このような事故は二度とあってはならない。県民の安全安心を第一に考え今後とも安全対策は万全を期してもらいたい」

防衛省は飛行再開に向けた準備として、目達原駐屯地の一部の機体の点検を完了し、操縦士10人の訓練を終えたと説明しました。そのうえで、今月17日以降に目達原駐屯地で同型機のエンジンを始動させる試運転を始め、その後飛行を再開すると伝えました。

防衛省によると試運転には2〜3週間かかるため、飛行再開は来月になる見通しです。また、神埼市千代田町の事故現場周辺の上空は当面、飛行しないとしています。

山口知事:「これからずっとずっと飛行再開されてもその後もこういう問題は幅広くしっかり確認し続けていくという姿勢が大事だと思う」

このあと防衛省は、事故が起きた神埼市や吉野ヶ里町、上峰町を訪れ、飛行再開について説明しました。

神埼市 松本市長:「被災した方の十分な対応を今はしてもらったから、今後子供や家族に“精神的な負”があった場合には絶対対応してもらわなければならないと念を押した」