新型肺炎感染の男性 鹿児島市内のツアーに参加 

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5日、大型クルーズ船の乗客から新型コロナウイルスの陽性反応が新たに10人確認されました。

このうち少なくとも1人が最初に感染が確認された香港の80歳の男性が参加した鹿児島市を巡るバスツアーに参加していたことがわかりました。

鹿児島市では今のところ感染者は確認されておらず、このバスツアーによる感染拡大のおそれはないとみられます。

新型コロナウイルスによる肺炎が確認された香港の80歳の男性は1月22日、クルーズ船ダイヤモンドプリンセスで鹿児島に寄港した際、鹿児島市内のバスツアーに参加していました。

ツアーバスを運行したバス会社によりますとツアーは午前9時にクルーズ船が寄港したマリンポートかごしまを出発し、城山公園におよそ30分、鹿児島市内の観光施設におよそ50分滞在し、正午すぎにマリンポートかごしまに戻りました。

バスにはクルーズ船の乗客40人と男性運転手1人、ガイド1人のあわせて42人が乗っていて、国によりますと5日、新たに新型コロナウイルスの陽性反応が確認された10人のうち少なくとも1人がこのツアーの参加者だったということです。

バス会社によりますと、ツアーで使用したバスは消毒をした上で香港人男性のツアー参加が確認された2月3日から使用していないということです。

今のところ男性運転手にせきなどの症状は確認されず、県による健康状態の検査を受けているということです。

また、ツアーの立ち寄り先となった鹿児島市内の観光施設には4日、夕方、ツアーの企画会社から連絡があったということで5日までにツアーに対応するスタッフ4人に対し健康状態の聞き取りをしましたが、特に異常はないということです。

一方、鹿児島市保健所では、クルーズ船が鹿児島を出港して14日が過ぎ、WHOが定める感染潜伏期間を過ぎていることから、冷静な対応を呼びかけています。

鹿児島市保健所には、管轄する保健センターなどの相談窓口に5日までに93件、5日だけで39件の新型コロナウイルスに関する問い合わせがあり、その多くは今回のツアーに関するものですが、指定医療機関を紹介するような相談は今のところないということです。