東日本大震災追悼式 政府「来年終了」 宮城県内で“賛否両論”

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菅官房長官は、1月21日、政府主催の東日本大震災の追悼式について、震災から10年となる来年の開催をもって終える考えを示しました。津波で被災した宮城県内の自治体からは、賛否の声が聞かれました。

菅 官房長官

「私から政府として行う追悼式については、発災から10年となる来年まで実施したいと考えている旨についても閣議で発言を致しました」

菅官房長官は、21日の会見でこのように述べ、毎年3月11日に東京で行なっていた政府主催の追悼式を震災から10年となる来年を区切りとして終える考えを表明しました。

気仙沼市 菅原茂 市長

「10年で一区切りにしたいということは、理解をしたいと思う。本市としては将来ともに追悼式は続けていこうと思っている」

石巻市 亀山紘 市長

「ご遺族の方々からすれば、10年の節目というのは、打ち切りの仕方では納得していただけない」

津波で大きな被害を受けた宮城県の沿岸部。住民からも賛否それぞれの意見が聞かれました。

石巻市民

「やっぱり続けてほしい、震災まだ終わっていない。頑張ってみんな一生懸命やっているので」

南三陸町民

「長くやっていると心の中で震災が残っていくような気がして、一回区切りをつけないと、どうしようもないのかなと思います」

一方、村井知事は…。

宮城県 村井 知事

「追悼式典だけが風化防止の施策ではない。一つの節目という考えがあってもよろしいと思う」

政府は、再来年以降については、地元の意見を聞いた上で対応を決めたいとしています。