秋田のおいしいを全国へ 菓子にきりたんぽ… コメを使った加工食品の発表会で未来のヒット商品を発見

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 秋田県産米を使った魅力ある加工食品を通じて食品産業を盛り上げようという取り組みが、秋田県内で盛んに行われている。21日、成果発表会が秋田市で開かれた。

 こうじを使ったおにぎりや和菓子に洋菓子。カロリーを吸収しにくい新品種のコメを使ったきりたんぽ…。

 秋田県内26のメーカーが新たに開発した商品が秋田市の会場にズラリと並べられた。秋田県は2018年度から秋田県産米を使った加工食品を開発して出荷額の底上げを目指していて、21日は会場に訪れた県内15社の販売業者にアピールした。訪れた小売り業の男性は「秋田にもいろんな商品があるのにもったいない。日本や海外に十分売れる商品があると思う」と語った。

 来場者に注目されたのは自分で作る手焼きせんべいキット。県産あきたこまちの生地をオーブントースターで3~4分焼けば熱々のせんべいの出来上がり。子ども向けのお菓子のようにわくわく感も味わえる商品は2020年春に発売予定。開発した奥羽食品工業の佐川茂代表取締役は「子どもが自分でやりたい時に作れるという楽しみがある」と意気込む。

 また、甘酒のジャムは県産の甘酒をペースト状にしたいわば食べる甘酒。プレーンだけではなく、洋ナシ・カボチャ・キクイモと地域の特産品で味や香りにアクセントをつけた計4種類を開発した。開発した三吉フーズの佐藤憲夫代表社員は「メーカーでいろんなものを作って、全国に秋田でこんなものを作れるとアピールしたい」と語った。

 一部のメーカーは、今後首都圏の見本市に出展して全国的な販売を目指す。