ついに国内に…“新型コロナウイルス” 静岡空港も警戒強める

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中国・湖北省の武漢市に滞在していた男性から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことがわかりました。空の玄関、静岡空港でも警戒を強めています。

上海便の中国人乗客「もちろん怖いです。でも実家に帰りたい、しょうがない」

日本人男性「(心配が)ないとは言えないけど、上海なので」

中国8つの都市に定期便を運航する静岡空港では、上海便に乗り込む人からさまざまな声が聞かれました。

厚生労働省によりますと、神奈川県に住む中国国籍の30代の男性は武漢に滞在していた1月3日から発熱があり、帰国後に入院しました。

その後症状は回復しましたが、国立感染症研究所で検体を検査した結果、新型コロナウイルスの陽性反応が出たということです。

国内で新型コロナウイルスが確認されたのは初めてです。

コロナウイルスは人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスで、武漢市は「人から人への感染の可能性は排除できない」としています。

16日の静岡空港。海外から到着した人の検疫所には注意を促すポスターが貼り出され、乗客の発熱などを調べるサーモグラフィー検査を通常より強化しているということです。

富士山静岡空港企画管理部・長谷部陽平副主任 「国内で初の感染が発覚した静岡空港は中国便がとても多い空港なので、検疫におけるサーモグラフィーでの体温検査や、あとはポスターで告知をして水際の防策をすすめていく。これ以上国内で感染が拡大してもいけないので、空港としてやるべき対策をすすめていきたい」

去年70万人が日本を訪れた中国の旧正月、春節の休暇が24日に始まり人の往来が激しくなります。

静岡空港は動向を見ながら万全の対策を取りたいとしています。

(蓮見直樹アナウンサー 高里絵理奈アナウンサー)

気がかりな新型コロナウイルスによる肺炎について見ていきます。

感染した場合の症状はせきや発熱、息切れなどで、重症化すると肺炎や呼吸困難になるおそれもあります。

厚生労働省は中国武漢市が「人から人への感染は排除できない」としていることに対し「持続的な感染の証拠はない」としています。

ただ武漢から帰国した人、これから向かう人に対し、せきや発熱の症状があった場合速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。