藻場の回復に向け長崎大学でシンポジウム

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全国的な藻場の減少を受け、磯焼け対策に産学官民で取り組もうと、14日、長崎大学でシンポジウムが開かれました。

「海草を置いておくとノトイスズミが集まってものの数分で食べつくす」

藻場の回復について考えるシンポジウムには長崎大学の学生や鶴洋高校の生徒など200人以上が参加しました。

長崎県が行った海岸線の調査から推計すると、1989年からの2013年までに長崎県内の藻場は元の面積の約4割にあたる5200ヘクタールが消失しています。

海藻がなくなり磯やけになると魚の産卵場所や食糧、棲家がなくなって魚が減少します。

磯焼けの主な原因は海水温の高温化とイスズミやアイゴ、ウニなど海藻を食べる魚などによる食害だということです。

シンポジウムでは長崎大学のダイビングサークルによるウニの駆除の取り組みも紹介されました。

「ウニバスターはボンベの空気を使ってウニをつぶす道具です」

会場では食べる磯焼け対策として、藻を食べるイスズミのメンチカツの試食も行われました。

長崎大学院生(水産学部) 「もうちょい臭みとかあるかなと思ってたんですけどそういうのもなく抵抗なく食べられるというかおいしいです」

長大水産学部 1年生 「肉って言っても分からないくらいすごい完成度だと思った。藻場を守っていくということはいろんな魚が来て、熱帯魚がきたといっていたが商業でも生かせるのでは」

長崎県は2025年までに2000ヘクタールの藻場の回復を目指すとしています。