ミドリムシ使った燃料で商業飛行へ最終調整【佐賀県佐賀市】

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佐賀市が取り組むバイオマス産業都市構想の一環で、ミドリムシなどを原料にしたバイオ燃料を使って旅客機を飛ばすため、市は、最終調整に入っていることを明らかにしました。

今年中にも実現したい意向で、実現すれば国内では初の商業飛行です。

秀島敏行佐賀市長:「ミドリムシという藻類の培養からジェット燃料を抽出してそれを使う。日本初の飛行になれば」

佐賀市は6年前からミドリムシを使ったバイオ燃料の開発を行う企業、ユーグレナと共同研究をしています。ユーグレナは一昨年、横浜市に国内初のバイオ燃料製造の実証プラントを建設しました。佐賀市の下水浄化センター内にある研究施設でミドリムシは培養されています。下水浄化センターから出る処理水など下水道資源を使ってミドリムシを培養、その後、ユーグレナの実証プラントに送られバイオ燃料の原料になるため油が抽出されるということです。

ユーグレナ先端技術研究部花城拓史研究員:「佐賀市の下水の中の窒素やリンという今まで捨てたり浄化したりして使わなかったものを有価物、使えるものに変えていく」「いくつもの積み重ねのなかで光が見えてきた」

佐賀市やユーグレナによりますとこの、ミドリムシなどを原料とするバイオ燃料の製造プロセスは、航空機の燃料としての国際的な規格認証を得る最終段階に入っているということです。

また、今後、国や航空会社との協議が必要で、佐賀市は一連の手続きが順調に進めば、バルーンフェスタの時期までには、佐賀〜羽田間で実現させたいとしていて、実現すれば国内初のバイオ燃料での商業飛行となります。