元服式 大人への誓い 江戸時代から続く伝統の儀式 【岩手・大船渡市】

13日は成人の日。岩手・大船渡市では江戸時代から続く伝統の元服式が行われた。

2020年中学校を卒業するこどもたちが地域を支える一員として迎えられた。

元服式は大船渡市赤崎町の「佐野契約会」が江戸時代末期から毎年行っている成人の儀式。

170回目の2020年は、地域に住む中学生14人が出席した。

式では「親孝行は我が子孫のため」といった道徳や戒律などの元服の心構え「嘉永4年の定」が読み上げられた。

このあと子どもたちは契約書に拇印を押し、酒の代わりのジュースを神妙な面持ちで飲み干した。

赤崎中学校3年・石橋彩花さん

「大人にちょっと近づいたのかなという感じ」

赤崎中学校3年・齊藤祥平さん

「自分は教育関係の仕事に就きたいと思っている。この出来事(震災)が忘れられることのないよう、自分たちの経験を伝えて、またこういう災害があった時でも死傷者数を少しでも減らすよう備えていけたらと思う」

元服した中学生たちは将来への目標を胸に努力していくことを誓っていた。