海上自衛隊佐世保地方総監の年頭訓示、中東情勢には直接は言及せず

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海上自衛隊佐世保地方総監部の中尾 剛久 総監は年頭の訓示で、緊張が高まっている中東情勢に直接言及しなかったものの「国内外で対処すべき事案が増加している」と隊員にあらゆる事態への対応を求めました。

年頭訓示には、海上自衛隊佐世保地方隊の隊員など約400人が出席しました。

中尾 剛久 佐世保地方総監は、ミサイル発射を続ける北朝鮮や軍備を拡大する中国やロシアの名前を挙げ、去年を「安全保障環境が確実に厳しさを増した1年」と振り返りました。

海上自衛隊 中尾 剛久 佐世保地方総監 「周辺情勢を受け佐世保地方隊の警戒監視はここ数年にわたって着実に重要度を増しており、今後もこの傾向は変わらないだろう。国内外において対応すべき事象が増加し対応のあり方も大きく変えていかなければならない」

14日の訓示ではアメリカとイランの対立で緊張が高まっている中東情勢には直接言及はしませんでしたが、政府は、日本に関係する船舶の安全を確保するため中東地域への海上自衛隊の派遣を決めています。

具体的には今月11日、沖縄から哨戒機2機が出発したほか、来月2日には護衛艦1隻が神奈川県の横須賀を出港します。

今のところ佐世保からの派遣は予定されていませんが、これとは別に佐世保を母港とする護衛艦「はるさめ」が現在、ソマリア沖のアデン湾で海賊対処の任務にあたっています。