ボクシング・梅村錬選手 東京五輪へ 2020年飛躍が期待される岩手ゆかりの著名人【岩手】

岩手にゆかりのある著名人やスポーツ選手に新年の思いを聞くシリーズ「2020飛躍」。

5回目は、盛岡市出身・ボクシングの梅村錬選手。

2019年、全日本選手権で優勝し東京オリンピックに向けて一歩前進した梅村選手に2020年にかける思いを聞いた。

江南義塾盛岡高校出身・拓殖大学4年生の梅村錬選手。

東京オリンピックにかける思いや強さの秘密などを聞いた。

Q:「去年を振り返ってどんな1年でしたか?」

梅村選手「去年はやっとオリンピックのスタートラインに立てたと思える1年でした」

2019年11月に開かれた全日本選手権で悲願の初優勝を果たした。

梅村選手「絶対ここで勝たなきゃ自分のオリンピックは途絶えてしまうというのがあったので、絶対優勝してオリンピックの切符をつかんでやるという気持ちで臨みました」

2020年2月に行われるオリンピックのアジア・オセアニア予選への出場権を獲得した。

梅村選手「ロンドンオリンピックで村田諒太選手がミドル級で金メダルを獲得したので、自分も絶対オリンピック重量級で金メダル獲ってやるという気持ちになって。そこからオリンピックの意識が強くなりました」

梅村選手は、高校時代5冠を達成した江南義塾盛岡高校に、今回教育実習として戻ってきた。後輩にとってはあこがれの存在。

梅村選手「(教育実習で)生徒からもたくさん学んだことは多いですし、またみんなが応援してくれているのですごい力になっています」

ボクシングの名門・拓殖大学では主将を務め、初めての寮生活も経験した。

梅村選手「リングが二つもある大学なんて珍しいんですけど、二つもあってそんないい環境で練習させて頂いて…練習環境もすごい。コーチ・監督も親身になって自分のことを考えてくださって、選手一人一人を見て教えてくださるので、人として成長できてボクシングも成長できてるんで、感謝しかない」

2019年6月梅村選手は階級を一つ上げ、オリンピックではライトヘビー級での出場を目指している。

梅村選手「ライトヘビー級にあげて試合をしたら、体は押し負けてしまうし、パワーでは全然勝てない。フィジカルの強さを感じました。あと、パンチの重さ、相手の一発一発が重く感じて、ああこれがライトヘビーなんだと思って」

このためフィジカルトレーニングを多く取り入れ、食事も筋肉の材料となるたんぱく質を多くとった。その成果はすぐ現れた。

梅村選手「去年の全日本選手権で試合した時には、もう体で押し負けることは感じなかったです。逆に自分の方が相手を動かして。日本だったら誰にも負けないライトヘビーになってきたなと思います」

梅村選手の良さは相手を圧倒する手数の多さ。

今はその長所を生かすため相手との距離を意識して練習している。

梅村選手「前まではゼロの距離で勝負してたんですけど、そこを中間距離で自分のここで当たるしっかりした距離でボクシングしようと考えて、ここの距離でずっとプレッシャーをかけて、自分の一番力強いパンチがあたる距離でボクシングするのを大学入ってから学んでます」

ここでプライベートについても聞いてみた。

Q:「オフは何をしていますか」

梅村選手「オフは日によって違うんですけど、温泉行ったりとか体やすめたりとか。でも結構多いのは一日ボクシング見て終わります。ユーチューブでずっと見てると止まらなくなっちゃって、気が付いたらもう夕方じゃんとか。うわぁ、無駄にしたとか思うことがよくあります」

Q:「それぐらい好きなんですね」

梅村選手「そうですね」

最後に2020年にかける思いをしたためてもらった。

梅村選手「東京オリンピック出場です」「これを目指して今までボクシング続けてきたので、絶対東京オリンピックに出場して、出るからには金メダルを獲得して岩手に持って帰ってきます」

子供の頃から夢見ていたオリンピックの舞台。金を目指して勝負の年が始まる。