少雪の秋田県 泣くスキー場に活気づくゴルフ場 雪不足で悲喜こもごも 

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 深刻な雪不足で秋田県内で異変が生じている。

 鹿角市で開催が予定されている県中学校スキー大会と県高校総体スキーは、一部の競技で会場の変更を余儀なくされた。

 一方、例年は雪に閉ざされ閉鎖しているゴルフ場では、11日からの3連休中に4ヵ所で営業を再開させる。

 鹿角市の花輪スキー場。例年この時期には60センチほどの雪があるが、積雪はわずかに5センチ。大会事務局は、安全な運営が困難だとして、予定していた2つの大会のアルペン競技の会場を秋田八幡平スキー場に変更した。

 影響はジャンプ会場にも及んだ。高校生が使用するはずだったノーマルヒルのジャンプ台が雪不足で使用出来なくなり、隣のひとつサイズの小さいジャンプ台で大会を開催する事になった。

 この変更で県立花輪高校2年の木村航大選手は「大きい台よりはスピードがなく空中に出てからも風圧があまりないのでびっくりした。良いイメージを持って飛べるように頑張りたい」と話す。

 県中学校スキー、県高校総体スキーともに競技は11日から始まる。

 一方、雪不足で異例のオープンを迎えるのは、秋田県内4つのゴルフ場。11日からの3連休中に営業を再開する予定。

 秋田市の南秋田カントリークラブでは、グリーンはもちろん日陰の斜面にも雪がなく芝生のコンディションも良いことから、11日から営業を再開することにした。1月中のオープンは2007年以来13年ぶり。11日は約20組、12日は約30組の予約が入っている。しかし、冬は芝生の管理が難しい事から、3連休以降は天候とともに芝生の状態も見ながら営業をいつまで続けるか判断するという。

 南秋田カントリークラブの田村和男総支配人は「芝生が凍ったり溶けたりすることが続くと良くない。根が切れる心配があるが、お客さんの要望に応えてきちんとオープンさせたい」と準備に余念がない。

 秋田県内のゴルフ場では、秋田カントリー倶楽部と能代カントリークラブが11日から。秋田太平山カントリークラブが12日から営業を再開する予定。いずれも天候を見ながらのオープンとなる見通し。