風化させない!JR羽越線・特急いなほ脱線事故から14年 追悼式典でさらなる安全へを誓う

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 JR羽越線の特急列車が山形県庄内町で脱線して38人が死傷した事故から14年を迎えた25日、現場近くで追悼式典が行われ、遺族やJR東日本の関係者などが犠牲者の冥福を祈った。

 事故は2005年12月25日にJR羽越線の特急いなほが山形県庄内町で脱線・転覆。秋田県関係者4人を含む乗客5人が死亡し33人がけがをしたもの。

 事故から14年を迎えた25日、現場近くの慰霊施設で追悼式典が行われ、遺族やJR東日本の深沢祐二社長などが花を手向けた。深沢社長は「遺族からもこのような事故を二度と起こさないでほしい。事故を風化させないでほしいということを話してもらった。安全対策に決意を新たに取り組む」と語った。

 国の調査委員会は、脱線した原因は局地的な突風と断定している。そのため山形県内26ヵ所に設置された突風を予測するドップラーレーダーで列車の運転を規制し、2019年度は6回運転を見合わせている。

 現場では、25日の午後7時14分にあわせて遺族やJR東日本の関係者が改めて黙とうをささげた。