反対地権者と市は“平行線” 沼津駅高架化 収用委員会の審理始まる

カテゴリ:地域

静岡県のJR沼津駅の鉄道高架事業について、土地の明け渡しの時期などを判断する収用委員会の審理が、4日行われました。

事業を進めたい沼津市と、反対する地権者は平行線が続いています。

JR沼津駅の高架事業は、貨物駅を移転する先の10人の地権者が事業に反対し土地を買収できていないため、沼津市と県は土地の明け渡しを求め、今年9月に県の収用委員会に申請しました。

4日は沼津市や県と地権者双方の意見を聞く第1回の審理が開かれ、地権者が反対意見を述べたあと、土地や立木の権利、補償額について両者が意見を述べました。

地権者 「勝手に判断し勝手に計算し勝手にこれだけですよと言ったって、とても私は認められません」

別の地権者 「沼津駅周辺が発展するのは構わないんですが、私はただ反対しているとかじゃなくて、お寺とお墓が分断されてしまう。これは非常に困るので」

沼津市の担当者 「土地所有者とは長期間にわたり任意交渉を継続しているものの、事業に理解が得られない状況で、起業者としては今後の任意による解決が困難であると判断した」

今後、双方が意見書を出し、収用委員会はこれらをもとに収用の期限や補償額を裁決します。