災害時、障害者や高齢者が安全に避難できる態勢作りを ハザードマップの点字訳も紹介 長野市で勉強会

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障害者や高齢者は、大規模災害のときにどう身を守ればいいのか?台風19号で大きな被害が出た長野市で、先日、障害者や福祉関係者らが勉強会を開きました。

勉強会は、長野市の障害者らで作る「障害者と災害を考える市民の会」が主催しました。

市民の会代表・池田純さん:

「(障害者や高齢者は)災害の時に命を守って生き抜くには、どうすればいいか」

会の代表で全盲の池田純さんは、台風19号災害で、長野市三輪の自宅で防災無線が聞こえず、エリアメールも分からなかったということです。

勉強会では現在、池田さんらが作成を進めている視覚障害者向けに、ハザードマップの点字訳も紹介されました。障害者の防災意識を高めるとともに、行政や地域の住民にも理解を深めてほしいとしています。

市民の会代表・池田純さん:

「障害者や高齢者でも、入手しやすい情報の方向を、これから考えてもらいたい」

一方、勉強会では知的障害の子どもを持つ親が、「子どもがパニックになるので、避難所に行くのをあきらめた。情報を得られても、一般的な避難所に行きづらい障害者がいることも、行政に理解してほしい」などと訴えました。

障害者や高齢者が、正しい災害情報を得て、安全に避難できる態勢作りが求められています。