どんな協定!? 中国電力×広島大学「環境に優しい住みよい社会へ」

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広島大学と中国電力がきょう、研究協力の協定を結びました。

エネルギー利用などで環境に優しい住みやすい社会を作ろうという包括的な内容なんですが、具体的にどんな動きなのか、加藤キャスターの取材です。

【加藤キャスター】

「午前10時すぎです。このあと、こちらの会場で広島大学と中国電力の調印式が行われます」

きょう結ばれた協定。

産・学が連携し、最先端技術の研究成果などを広く社会に還元しようというものです。

【中国電力・清水希茂社長】

「(従来は)点と点の関係にとどまっていたが、組織対組織という面的な関係を構築することができ、より実効性のある成果が期待できると思う」

例えば、広島湾で行われている、こちらの実証実験。

【加藤キャスター】

「こちらが石炭灰の活用の一つ、Hiビーズなのですが、実際に触ってみると、見た目よりもしっかりとした重さがあるのが分かります」

中電が供給する電力のおよそ6割を占める石炭火力発電。そこで出た「石炭灰」の有効活用を中電はこれまでも広大と研究を重ねてきました。石炭灰から作られた『Hiビーズ』はミネラルの塊と言われ、ミネラル不足が原因とされる海のヘドロを浄化させるアイテムとして効果を上げていて、広島湾では中国地方整備局も交えた三者が海の環境改善に向け取り組んでいます。

【広島大学・日比野忠史准教授】

「(海が栄養不足で)カキやアサリが住めない環境が最近ある中で、生態系をうまく循環させていきたい」

【広島港湾・空港整備事務所正岡孝所長】

「臨海部からでる副産物をうまく利用して単なる港湾工事を行うだけでなく、リサイクルの面でもうまく進めていきたい」

私たちの環境を守るため、新しい技術開発に期待がかかります。