世界進出企業から講師を招く  盛岡市から世界へ 高校生学ぶ 【岩手】

ものづくりで盛岡から世界へ進出している企業の出前講座が、岩手・盛岡市の高校で開かれた。生徒たちは、地元企業の魅力や仕事のやりがいを学んだ。

この出前講座は、東京圏への人口流出が続いていることから、高校生に地元企業の魅力を知ってもらい、地元に残ってもらおうと、県と盛岡市が開いた。

3日は、ものづくりの第一線で活躍する二人の講師が、盛岡市立高校を訪れ、1年生約200人に講演した。

このうち盛岡市で100年以上の歴史を誇る染物店、巴染工(ともえせんこう)の東條誠社長は、世界に進出する一方で、伝統の技術を守ることも大事と話した。

巴染工・東條誠社長「一度外に出て見聞を広めて、いつか地元へ恩返ししていただきたいと思っている」

生徒たちは、地元を大切にする人たちの情熱あふれる話に、真剣な表情で聞き入っていた。

出前講座に参加した生徒は「前までは東京とかもいいかなと思ったけど、きょうの講演を聞いて、岩手もいいなと改めて思った」と話した。

盛岡市立高校では12月24日に、講演した巴染工やベンチャー企業などの工場見学が予定されている。