畑のフードロスを減らす 綾町の生産者が商品開発 宮崎県綾町

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宮崎県綾町で規格外の野菜を使ったレトルトカレーを作って販売しようと3日試食会が開かれました。

生産者と小売、飲食店が関わった「畑のフードロス」を減らす取り組みです。

規格外で市場に出回らない野菜や果物は廃棄されることが多く、「畑のフードロス」が問題になっています。

(武田キャスター)

「味は同じなのにもったいない!そんな野菜を有効活用しようと綾町の農家のみなさんが立ち上がりました。」

農薬の使用を制限する自然生態系農業で野菜を栽培する宮崎県綾町ではその1割から2割が規格外となります。

(北野さん)

「食べられるものが捨てられるというのを目の当たりにすると自分が作ったものに価値がないような気がしてくるそれをどうにかしたいと思った」

そこで、去年宮崎県綾町の生産者3人を中心にプロジェクトチームが発足しました。

規格外の農産物は格安での販売となり物流や人件費が高くつくため、加工することで価値を高め利益に繋げようという取り組みです。

3日は規格外の野菜だけを使ったレトルトカレーの試食会が開かれました。

(福重 龍さん)

「野菜だけで作ったのにコクがすごく感じられて美味しかった」

(中島博文さん)

「野菜特有の柔らかいカレーになっていてすごく美味しかった」

(北野将秀さん)

「廃棄にされたものが価値が生まれるんだなと新しい価値が生まれたとすごく感じたので商品化して全国に届けられたら嬉しい」

チームにはカレーを調理する飲食店や流通を担当する小売業者も参加します。

(やお九州 服部学さん)

「生産者のみなさんの所得向上にももちろん繋がりますし、我々がキーワードにしている畑のフードロス自体も解消できるというのは環境にも優しいのではないかと思う」

丹精込めて作った野菜の無駄をなくしたいと若手農家3人で始めたこの取り組み。

今後は、年内にクラウドファンディングで支援者を募り、今年度中の商品化を目指します。

(北野さん)

「綾町全体のそういう規格外野菜を製品化できたらいいなと思っていて、どんどん地域を拡大して宮崎・日本のようなレベルにいけたら夢があっていい」