アパートの自室に放火…元医師の男「記憶にない」無罪主張 秋田

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 アパートの自分の部屋に火を付けたとして、放火の罪に問われている元医師の男の裁判員裁判が3日から秋田地裁で始まり、男は起訴内容を否認し無罪を主張した。

 起訴されているのは、秋田県男鹿市船越の元医師・齋藤允宏被告(79)。齋藤被告は、2018年1月、アパートの自分の部屋に火をつけ、部屋の一部を焼いた現住建造物等放火の罪に問われている。

 検察は、事件後 齋藤被告を鑑定留置し、刑事責任能力を問えると判断。裁判では齋藤被告の犯行かどうかや、責任能力が争点となっている。

 秋田地裁で3日から始まった裁判員裁判で、齋藤被告は「事件について記憶にない」と起訴内容を否認した。検察は「被告は火事の後、運ばれた病院で看護師や警察官に『火をつけたのは私』と話している」と指摘。

 一方、弁護側は、被告のタバコの火の不始末が火事の原因と考えられる上、被告は心神喪失状態だったと無罪を主張した。