馬毛島へのFCLP訓練移転 八板西之表市長 “反対”明言せず「議論が必要」

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鹿児島県西之表市の馬毛島をめぐり、政府と地権者の間で島の売買契約が結ばれました。西之表市の八板俊輔市長に話を聞きました。

(2019年12月2日放送『KTSライブニュース』より)

(坪内一樹キャスター)

売買契約が結ばれたことについて、率直に市長はどのように受け止めていますか。

(八板俊輔市長)

売買契約が結ばれたとは聞いていません。売買の交渉の中で、一定の合意に達したと聞いています。契約が成立したというふうには聞いていません。

(キャスター)

市長には連絡がないということですか。

(八板市長)

そうではありません。(11月)30日に報道があって、事務レベルでの情報確認で、一定の合意に達したという受け止めをしています。

(キャスター)

菅官房長官は2日の記者会見で、FCLP(米軍空母艦載機離着陸訓練)の施設は重要だということで、早期に整備したいという考えを示しています。どう受け止めますか。

(八板市長)

その点については、8年前から政府の考え方・方針は聞いています。それは変更がないと考えています。

(キャスター)

それに対して市長はこの先、どういう立場を表明していきますか。

(八板市長)

馬毛島については、FCLP以外の利活用の方法があるということで、その具体案をつくるために色々と知恵を絞っている最中です。

(キャスター)

訓練移転には反対ということでよろしいですね。

(八板市長)

その事なんですけど、賛成とか反対とかの前に、まず馬毛島にどういう歴史があり、どういう自然があって、どうすべきかという議論を地元できちんとしなくてはいけない。そのことを国にも知っていただかなくてはいけないと考えています。

(坪内キャスター)

訓練以外の活用法をずっと主張していますが、どのように国に提案しますか。

(八板市長)

(馬毛島は)まだ国の土地ではないわけで、売買交渉の中での途中経過です。このような状況は2019年1月にもあって、私としては10カ月以上前の状況に戻っていると(受け止めている)。ただ、国の考え方は変わっていないので、今後どのように推移するのかしっかり見届けた上で、状況が変われば、その段階で私が申し上げることも出てくると思っています。