観光産業の損失は4億6000万円にも!?長崎市の軍艦島上陸 今後の客足には不安も…【長崎】

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今年9月の台風の影響で長崎市の端島、通称「軍艦島」に上陸できなくなっていて、市は観光面での損失はすでに約4億6000万円にのぼるとの推計を明らかにしました。

上陸再開は、早くても年明けになると見られています。

軍艦島は9月22日に県内に接近した台風17号の影響で、見学施設に被害が出て上陸できなくなり、2ヵ月以上経った現在も復旧工事に着手できていません。

上陸ツアーは「周遊ツアー」に振り替えとなり、運航会社のひとつ「軍艦島コンシェルジュ」ではキャンセルが相次ぎ大きな打撃を受けています。

ユニバーサルワーカーズ(軍艦島コンシェルジュ)久遠 龍史 代表取締役「もう長崎には旅行商品はつくらないとか、長崎に来ないお客様がだいぶ増えました。数週間で(キャンセルが)7000名とかすごかったですし、今も予約はほとんど入りませんし、去年に比べたら30%くらいしか予約は入ってませんし」

市の担当者は、観光面の損失は2日までにおよそ4億6000万円にのぼっているとの推計を明らかにしました。

復旧工事の期間を短縮するため、事前の予防策に取り組む方針です。

長崎市文化観光部 股張 一男 部長「台風接近が予想される場合には連絡橋の手すりや見学通路の転落防止柵を事前に撤去し、台風通過後に再設置するような手法が可能となります」

台風の前後、十数日間は上陸できなくなるものの、被害や影響を抑えられるとしていますが、客足が戻るかは不透明です。

来年度は見学施設にがれきが流入しないよう網を設置するための、予算を計上することも検討しているということです。