「ながら運転」を厳罰化  秋田県警が全県一斉取り締まり 

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 スマートフォンなどを使用しながら車を運転する「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法が施行され、2日、秋田県警が取り締まりを行った。

 改正道路交通法は、スマートフォンでゲームをしながら運転していた男のトラックに子どもがはねられ死亡した事件などを背景に、運転中の携帯電話での通話や画面を注視する行為が厳罰化された。

 2日は、県内各地で一斉取り締まりが行われ、このうち秋田市中通の市道では秋田中央警察署の警察官9人が立ち、ドライバーに目を光らせていた。県警によると、2019年10月までに車を運転中に携帯電話を使用するなどして、摘発された人は5208人で過去5年間では2015年が1万482人と最も多くなっている。

 死亡事故も起きていて、2014年3月には秋田市山王の市道で、横断歩道を渡っていた女性(50)が軽乗用車にはねられ亡くなった。警察によると、車を運転していた男(当時26)は「前をよく見ていなかった」と話し、その後、携帯電話の画面を見ていたことがわかった。

 秋田中央警察署交通課の柳幸男警部補は「運転しながらの携帯電話での通話や、カーナビ画面を注視する行為は重大な交通事故に発展する恐れがある大変危険な行為。法改正で厳罰化されたので、携帯電話使用等の危険性を広く県民に周知していきたい」と話した。

 携帯電話使用による交通事故は、10年前と比べて倍以上に増えていて、警察では「ながら運転」による取り締まりを強化していくことにしている。