全国初導入の自動運転サービス 村民の反応は? 秋田・上小阿仁村

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 秋田県上小阿仁村で11月30日、自動運転技術を使った輸送サービスが始まった。全国で初めてとなる交通システムの仕組みと利用者の反応を取材した。

 上小阿仁村で始まった自動運転サービス。過疎化や高齢化が進んでいる地域が抱える交通弱者の問題を解消しようと国土交通省などが全国で初めて導入した。

 運行が始まって初めての平日を迎えた2日午前8時、村民が始発の便に乗り込んだ。

 村民が乗るカートは道路に埋め込まれた電磁誘導線から出る磁力をセンサーで感知して走行する。

 走行ルートは道の駅「かみこあに」を拠点として郵便局や診療所、役場などを結ぶ3つの路線を運行する。運賃は走行する距離に関わらず1回200円。

 2日午前中の乗客は3人で通勤や保育園の送迎に利用していた。

 自動運転サービスを利用した子どもは「楽しい、最高」と喜んだ。また、女性の乗客は「乗り降りが自由で便利。運行は3つの集落だけなので全ての集落に行ければ全然違う」と話した。

 自動運転サービスの運営法人によると利用者からは「静かで快適」「自宅の近くから乗れて便利」と評価された一方で、コンビニエンスストアの前などへの停車を希望する声も多く寄せられていて今後は運行ルートの追加なども検討している。

 全国に先駆けて導入された自動運転サービスがどのように定着するのか山間部の小さな村に注目が集まる。