玄海原発での重大事故想定し、長崎県原子力防災訓練 去年の再稼働後2回目

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佐賀県の玄海原子力発電所での重大事故を想定した訓練が県内各地で行われました。

去年 玄海原発が再稼働してから2回目となります。

訓練は、佐賀県内を震源とする地震で玄海原子力発電所4号機のすべての電源が失われ、原子炉が冷却できなくなり、放射性物質が漏れ出たという想定で行われました。

こちらは島の一部が原発から約8kmの場所にある松浦市の鷹島です。

原発から30km圏内に避難指示が出たとして、市は今回はじめて、携帯電話やスマートフォンのエリアメールを使って住民に避難を呼びかけました。

鷹島中学校 柏原 哲郎 校長の呼びかけ「大人になってこういう起きてはならないことが起きたとき『あの時こんな風にしていたな』と、知恵にしてほしい」

住民に加えて今回は地元の中学生16人が避難訓練に参加しました。

約50人はあらかじめ用意されたバスで約2時間かけて、避難先の波佐見町に移動しました。

参加した中学生は「きつかったです。きょうは訓練だから安心して来れたけど、本番になると緊張してできなくなると思った」

鷹島の住民は「毎年同じだから慣れている。トラブルを想定した動きもあるといい」

訓練は佐賀県と福岡県でも行われていて、県内では83の機関から約1700人が参加しました。

玄海原発は去年3月に3号機が、6月に4号機がそれぞれ再稼働していて、訓練は再稼働後、2回目となります。

中村 法道 長崎県知事「様々な場面を想定しながら、これからの訓練の中で検証し、対策にいかさなければいけない」

長崎県危機管理課によりますと、今のところ訓練で大きなトラブルは報告されていないということです。

(30日午後5時30分現在)