本場大島紬織物協同組合 男性理事が担保の反物2700万円相当を不正持ち出し

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大島紬の生産者らでつくる「本場大島紬織物協同組合」で、理事の男性が、組合から融資を受ける際に担保として預けていた反物を不正に持ち出していたことが分かりました。持ち出した反物は2700万円相当に上ります。

本場大島紬織物協同組合によりますと、男性理事は2007年ごろから2009年ごろにかけて、組合から融資を受ける際の担保として預けていた自社の反物およそ400点を、複数回にわたって正式な手続きを取らず不正に持ち出したということです。

理事はおよそ540点、4000万円相当の反物を組合に預けていて、持ち出したのはこのうちのおよそ400点で2700万円相当にのぼります。

理事が10月、理事長に申し出て不正が発覚しました。理事は「申し訳ないことをした」と謝罪したということです。

理事はこれまで、組合の職員から、持ち出した反物を返すよう求められていましたが、10年以上返却せず、換金したとみられます。

一方で、男性は反物を担保にして受けた融資の返済は続けていて、組合は刑事告訴はしない方針だということです。