岩手競馬禁止薬物検出で知事が陳謝 全頭検査経し11月30日の再開目指す【岩手】

カテゴリ:地域

岩手競馬の競走馬から禁止薬物の陽性反応が出た問題で、達増知事が陳謝した。

競馬組合では悪意を持った人物の仕業とみて、再発防止に力を入れながら11月30日の再開を目指している。

岩手競馬では、2018年度、所属する馬5頭から禁止されている薬物の陽性反応が出たため、監視カメラの増設など1億円をかけて対策を取った。

しかし、11月10日の盛岡競馬に出走した馬からも陽性反応が出て、合わせて4日間のレースが中止となった。

19日は県競馬組合議会の定例会が開かれ、冒頭、達増知事が陳謝した。

達増知事「深くお詫びを申し上げます。一連の禁止薬物陽性馬の発生は、何者かの故意による可能性が高く、その者に対しては怒りを禁じえません」

議員からは「県警に、改めて犯人の特定を強く要請すべきだ」「再開するのは原因の究明ができるまで待つべきだ」といった意見が出された。

県競馬組合では、19日から所属する全ての馬を検査しているほか、今後はこれまでの再発防止策を改善し実行することにしている。

県競馬組合の内宮明俊副管理者は「岩手競馬を標的とした妨害行為には屈することがないように、捜査機関と連携して取り組んでまいりたいと考えています」と話した。

馬の検査結果は11月28日頃には明らかになる見込みで、県競馬組合では30日からレースを再開したい考え。