自動運転サービス実用化へ向け実験継続へ 秋田・上小阿仁村

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 自動運転サービスの実証実験が行われている秋田県上小阿仁村で18日、導入に向けた協議会が開かれ、2018年の実験結果などが報告された。

 国土交通省は電気自動車を使った自動運転サービスの実用化に向けて、2017年から上小阿仁村で実証実験を行っている。

 2018年の実験では12月から町の中心部と地区を結ぶ3つの路線で42日間にわたり運行され、乗車予約を手配する運行管理センターなども設置された。

 そして、18日の協議会で2018年の実験で見つかった課題が報告され、上小阿仁村や道路管理者などの関係者が今後の対応について意見を交わした。

 協議会では、落雪などによって本来は停止しない位置で車両が止まってしまった事例や、利用者からは車内に暖房がないことから寒さ対策を求める声が寄せられていることが報告された。

 今後は運行方法を改善した上で、高齢者宅を巡回するルートを設けてドアツードアの利用を目指すなど実験を継続しながら地域のニーズを探る。

 能代河川国道事務所の増竜郎事務所長は「今後は社会実験という形で進めて本当に効果が出せそうなところは本格導入を考えていきたい」と話した。

 実験の詳しい日程は未定だが、今年度中と来年度の春か夏ごろにそれぞれ行う予定。